火照る身体

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火照る身体

はぁ、はぁ… 荒い二人の息遣い。 ダブルの部屋を取った。 家のベッドより当然大きくて、大きな男二人が動いてもまだ場所が余る。 「ベッド、デカくていいな、今度ダブルのベッド買うか?」 匠の乳首を舐めながら、右手で匠のモノを扱いて涼が囁く。 「ん… ああん、涼さ、ん… ねぇ、涼さんの… 口に欲しい」 「ん? 俺の? で? 俺にも咥えて欲しい?」 涼はいつも意地悪く、匠がして欲しいと思う事を言葉にさせたがる。勿論、女とヤってそんな風にした事は一度も無い。 「う、うん… 」 「何?言わなきゃダメ、やってあげない」 「… 涼さんの咥えたい」 「それだけ?」 「… 僕のを… 涼さんが咥えて」 「ん、いい子だ」 匠のを咥えると、自分の足を匠の頭の方に向けて、硬く大きくなった涼のペニスを匠の口に押し当てる。 互いにしゃぶり合い、高揚した涼が一旦、匠のペニスを口から外すと自分のモノをしゃぶっている匠を見る。 「上手くなったな、匠… はぁ、気持ちいいっ!んん゛っ!ああ、たまんねぇ… ダメだ、挿れさせて」 「はめ」 咥えながら「だめ」という匠。 「何で?我慢、で…きねーよ、ああっ匠っ!ダメだ、イクッ!挿れさせろ… ん゛んっ!」 はぁ… 匠より先にイってしまって少し凹む涼。 ゴクっと涼の精液を飲み干し、幸せいっぱいの笑顔の匠にキスをしまくる。 「匠のも射精()してやるからな」 もう一度咥えようとする涼の頭を押さえた。 「何?」 頭を押さえて止められて、顔を上げる。 「僕の…… 見てて」 そう言って匠が自慰を始める。 えっ!? 匠の言葉と目の前で行われている行為に、腰を抜かしそうになる涼。 嘘だろ?そんな事を思いながら、目の前の匠に直ぐにまた涼のペニスが硬く大きくなる。 何のご褒美?と思いながら、匠のオナニーに涼が見入る。 はぁ、はぁ、と大きく足を開いて自分の手で激しく扱きながら、トロンとした顔で涼を見ている。 キスもおぼつかなかった匠が、こんなにも自分を魅了している、感慨深く思う涼。 いや、待て、これじゃ生殺しだろ。感心してる場合じゃねぇ。 そう思い直した涼が堪らず匠に覆い被さり、口内を犯す。それでも扱く手を止めない匠の手を涼が押さえた。 「駄目、俺でイって」 四つん這いにさせて、後ろから挿れて突くと、腰の動きに合わせて匠のペニスが揺れる。 「んっ、んっ、んっ、はぁ、ああっ!はぁ、ああんっ!ひっ!」 突く度に匠の喘ぎ声が漏れる。 匠の顔が見たい涼は、一度抜くと匠を仰向けにさせて、足を持ち上げて挿れ直す。そのまま涼が匠の顔の横に手をついて、感じて喘ぐ匠の顔をじっと見て興奮すると、更に動きが激しくなる。 「ああ〜ん!はぁ、んん… ひっ!んっ!いや、そこぉ〜だめぇ〜」 匠が大きな声で喘ぎ、涙を浮かべる。 びゅるるるるるっっっ! 匠の精液が自分の顔にまで飛んだ。 「ん゛ん゛っ!」 涼は二回目。 じわりと腹の中が生暖かくなり、この上ない幸せを感じる匠。 「ごめん、中に出した。シャワー浴びよう、綺麗にするから」 ぐったりとしている匠の上に重なり、髪や頬を撫でながら顔中に涼がキスをする。涼の身体にも匠の精液が付く。 「おいで」 匠の手を取って身体を起こし、キスをしながらバスルームに向かう。 そしてバスルームで、涼が三回目の絶頂を迎えたのは言うまでもない。
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