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「そんなことないっすよ!」
「ホギャー!」
「んはは、オリの言ってた通りだ。リアクションえぐ!」
「なっ、なななな、七生くん?!」
「はい!七生でっす!亜未夏さ……あ、今日はアミさんでオッケーですか?」
「う、うん!今日は一日〝アミ〟でよろしくね。モモちゃんの遠い親戚かバイト先の常連太客の設定でいこうと思……って、えっ!ちょ、ええっ、まっ?!なななな、七生くん?!」
振り返って、七生くんの格好をみて二度目のビックリ。
「結構似合ってるでしょ♡」
ぱちんと器用にウインクを飛ばしながら、ドぎついピンク色のチャイナ服の裾をこれまた器用にひらつかせる七生くん。ほどよい筋肉質の美脚(ムダ毛処理もバッチリ)がチラリ、悩殺。地毛を小さくお団子にしているのも信じられないくらいに可愛い。かわいい!!
「ひぎぃ!七生くん一緒に写真撮ろう?!一枚何万円でござい?!……ンンッ?!アレッ?!ていうか女装?!女装ありなの?!」
七生くん達のクラスの出し物がコスプレ喫茶だとは聞いていたけど、女装ありとは聞いてない!つまりモモちゃんも女装してんの?!え、お、ァ、ぴ、……ダッ、ダメだああああ!死者がでる!性癖歪む奴がでる!アカーン!!既に私が死にそうなんだが?!
「はい、アミさん!えっがおー!」
「にぃ~♡」
(ハッ!)
七生くん恐るべし。めちゃくちゃ普通にポーズとっちゃった!
「ええぇ!まってまって!私のスマホでもお願いしますっ!」
「じゃあもう一回、俺が撮りますね。はい、えっがおー!」
「「にぃ~♡」」
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