ペン入れから着色

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ペン入れから着色

ペン入れは髪、顔の輪郭と耳、目と鼻口、その他の4つのレイヤーに分けて描きます。 バランスなど調節するためですね。順番は上記の通りの順番にしています。 口が少しずれていたので口の位置を修正していますよ。 063e4c8b-6a3d-40a8-9436-ddcd675c2b9d 色のお話は別ページでお話ししますね。 色が決まったら、ベタ塗りします。 360edd0d-ebf0-4f75-92aa-f75a1c46f9b9 髪の毛から塗っていきますよ。 まず髪の毛のレイヤーの下に新規レイヤーを作成。 このレイヤーに髪の毛の色をベタ塗ります。 図a) 3afb61f8-f26d-4e3f-af1d-83fd75bff02e 線画が閉まっていない所から、色が漏れるんです。 左の丸が描いてある場所ですね。(見にくいですが) このままベタ塗りツールを当てると、真ん中のように周りにも色がついちゃうんです。 なので右のもののように、モレやムラがなくなるように端っこから塗ります 図b) 7e58c4ef-1ede-4b55-ade0-45ddb02633ab 次に髪の毛レイヤーを非表示にして、色を入れたい場所にベタ塗りツールを当てます。 右のは髪の毛の線画レイヤーと顔パーツの線画レイヤーを表示した状態です。 他のパーツも同じような感じでベタ塗ります。 後の作業でこのべた塗り工程が生きてきますので、しっかりキレイに塗りますが。 ちなみに色塗りのレイヤーは髪の毛の下、その他の下に色ごとにレイヤーを作って塗っていきます。 なぜ髪の毛の色レイヤーだけ上にあるのか。 図c) 02d416aa-c523-49d6-a477-86922d15b094 図bの工程でお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、 顔パーツと顔の輪郭and耳が髪の毛色で隠れております。 上記2つの線を消してしまわないように塗らないといけませんが、修正が効くんですよね。 線から消して線画と色レイヤーを分けて作業する方もいらっしゃいますが、表情や顔のパーツなどに細かい修正を入れたいのでこの方法で着色しています。 髪の毛以外は線画の下に新規レイヤーを作成して、色ごとのレイヤーに分けて塗ります。 dad9fded-2424-407f-846f-ecbc85fab1c8 お顔と足や手をベタ塗りしたレイヤーの上に新規レイヤーを作成。 作成した新規レイヤーをクリッピングに設定し、レイヤー自体を乗算にします。 49b08acc-7f75-4ed6-8c5a-8bb8f6c252dc クリッピング設定は、作成したレイヤーを選択した状態で下の下向きの↓クリッピングをタップ。 色が変わりますので分かりやすいですよ。 これでベタ塗りした部分からはみ出ない設定ができました。 乗算設定はクリッピングの右、普通と書いてあるバーをタップすると上から2番目に乗算が出てくるので変えます。 ベタ塗りの色に加算されて表示してくれます。 次に塗っていくブラシの選択。 23b2a0ce-c50b-4f2f-8508-2ff63960a3ed エアブラシ(台形60%)で不透明度を19%にします。 塗れば塗るほど濃くなっていく感じで塗っていきたいので。 濃さの微妙な調節もできるので、おすすめ。元々アナログの人なのでやりやすいんです。 では影を塗っていきます。 a5e1d86b-5e12-4ac1-ae58-d31b8ff5692d 1層目は大体の陰、ここで1層目の上に新規レイヤーを作成して同じ設定をレイヤーに入れます。 真ん中の2層目。ブラシの幅を細くして2色目を塗っていきます。鼻や口周り、目の窪んだ所、首周りと影の強い部分を塗ります。 同じようにレイヤーを同じ設定にして3層目。 ここでは最も濃い影を塗っていきます。色玉の左の色ですね。 少し薄かったので茶色寄りに色を変えて髪の毛の陰や、首の濃い所を太めのブラシであまり重ねずに塗ります。 エアブラシですが細くするとムラが出るので、ぼかしツールで誤魔化します(笑) 同じように手や足も塗りましたら、目をくり抜きます。(言い方) 2e161cb5-5de6-4931-b0fd-ca56607f62fc 分かりにくいので最下層のレイヤーを非表示にして白くしました。 肌のベタ塗りレイヤーを選択して消しゴムツールで消せば、影もクリッピングしているので消えてくれますよ。 次に目の影を入れます。
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