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ペン入れから着色
ペン入れは髪、顔の輪郭と耳、目と鼻口、その他の4つのレイヤーに分けて描きます。
バランスなど調節するためですね。順番は上記の通りの順番にしています。
口が少しずれていたので口の位置を修正していますよ。
色のお話は別ページでお話ししますね。
色が決まったら、ベタ塗りします。
髪の毛から塗っていきますよ。
まず髪の毛のレイヤーの下に新規レイヤーを作成。
このレイヤーに髪の毛の色をベタ塗ります。
図a)
線画が閉まっていない所から、色が漏れるんです。
左の丸が描いてある場所ですね。(見にくいですが)
このままベタ塗りツールを当てると、真ん中のように周りにも色がついちゃうんです。
なので右のもののように、モレやムラがなくなるように端っこから塗ります
図b)
次に髪の毛レイヤーを非表示にして、色を入れたい場所にベタ塗りツールを当てます。
右のは髪の毛の線画レイヤーと顔パーツの線画レイヤーを表示した状態です。
他のパーツも同じような感じでベタ塗ります。
後の作業でこのべた塗り工程が生きてきますので、しっかりキレイに塗りますが。
ちなみに色塗りのレイヤーは髪の毛の下、その他の下に色ごとにレイヤーを作って塗っていきます。
なぜ髪の毛の色レイヤーだけ上にあるのか。
図c)
図bの工程でお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、
顔パーツと顔の輪郭and耳が髪の毛色で隠れております。
上記2つの線を消してしまわないように塗らないといけませんが、修正が効くんですよね。
線から消して線画と色レイヤーを分けて作業する方もいらっしゃいますが、表情や顔のパーツなどに細かい修正を入れたいのでこの方法で着色しています。
髪の毛以外は線画の下に新規レイヤーを作成して、色ごとのレイヤーに分けて塗ります。
お顔と足や手をベタ塗りしたレイヤーの上に新規レイヤーを作成。
作成した新規レイヤーをクリッピングに設定し、レイヤー自体を乗算にします。
クリッピング設定は、作成したレイヤーを選択した状態で下の下向きの↓クリッピングをタップ。
色が変わりますので分かりやすいですよ。
これでベタ塗りした部分からはみ出ない設定ができました。
乗算設定はクリッピングの右、普通と書いてあるバーをタップすると上から2番目に乗算が出てくるので変えます。
ベタ塗りの色に加算されて表示してくれます。
次に塗っていくブラシの選択。
エアブラシ(台形60%)で不透明度を19%にします。
塗れば塗るほど濃くなっていく感じで塗っていきたいので。
濃さの微妙な調節もできるので、おすすめ。元々アナログの人なのでやりやすいんです。
では影を塗っていきます。
1層目は大体の陰、ここで1層目の上に新規レイヤーを作成して同じ設定をレイヤーに入れます。
真ん中の2層目。ブラシの幅を細くして2色目を塗っていきます。鼻や口周り、目の窪んだ所、首周りと影の強い部分を塗ります。
同じようにレイヤーを同じ設定にして3層目。
ここでは最も濃い影を塗っていきます。色玉の左の色ですね。
少し薄かったので茶色寄りに色を変えて髪の毛の陰や、首の濃い所を太めのブラシであまり重ねずに塗ります。
エアブラシですが細くするとムラが出るので、ぼかしツールで誤魔化します(笑)
同じように手や足も塗りましたら、目をくり抜きます。(言い方)
分かりにくいので最下層のレイヤーを非表示にして白くしました。
肌のベタ塗りレイヤーを選択して消しゴムツールで消せば、影もクリッピングしているので消えてくれますよ。
次に目の影を入れます。
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