第1章 仕事とプライベートは分けたいだけ

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「相手は来てる?」 「はい。お待ちになっております。」 そして、奥の個室に入ると、そこには女性が一人座っていた。 綺麗。肌も艶々。眩しい! 「遅いじゃない。柚季。」 「ごめんごめん。」 すると社長は、私を座らせ、奥につめさせた。 「お友達?」 「いや、俺の秘書。」 するとその女性は、ニコッと眩しい笑顔を見せた。 「石坂花音です。宜しくお願いします。」 おおっ!これが女優の石坂花音! 「どうだ?芸能人と会った感想は。」 「すごくかわいい!天使みたいです。」 すると花音ちゃんは、天真爛漫に笑った。 「お食事は、もうお持ちしていいですか。」 知らない間に、店員さんがオーダー取りに来ている。 「お願いします。あと、一人追加も。」 「畏まりました。」
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