2人が本棚に入れています
本棚に追加
/11ページ
いつもの公園。遊びに来る人なんてほとんどこない。来ている人も目に光がない。
そんな中僕は自分の幸せを探していた。
『自分を幸せにしてくれる何かを』
そんなことを考えながら古いベンチに腰をかけ、
コンビニで買ったコーヒーを飲み干す。
僕の唯一の楽しみがこのコーヒーかもしれない
「はぁ、」
そう一つため息をついて上を向くと何が落ちてきた。
顔の上に何かが乗り、僕は慌てて持ち上げると、
「にゃぁ」
か細い声で鳴く小さなネコだった。
ある日僕の頭の上に猫が落ちてきた。
最初のコメントを投稿しよう!