オフシーズン

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瑞久 side さっきまで緊張し 頭がふわふわしていたけど アオが冷静なので 私も少し落ち着いた 先に部屋へ入ると 意外と旅行へ行った時のホテルと変わらない内装と清潔感のあるベッド 横を向いたら !!…… 丸見えのバスルーム アオにシャワーを勧められたが 私にそんな勇気はございません えっ… アオが 洗面台の前で羽織っていたシャツそして Tシャツを脱いでいる そう 脱衣場はなく 扉も無いので…そうなりますよね うわぁ… 無駄のない筋肉 アオの背中を 触りたいと思ってしまい ブラトップとボクサータイプのパンツ姿になったアオは お尻なんてプリンッてしてて もう…掴みたい 全裸になってバスルームへ入っていった あっ 私って……ずっと見て…そんなフェチあったっけ? ずっと見てたらダメだと思い 背を向ける えっ 早くない? アオに声をかけられ 心の準備が 目が合わせられなくて 咄嗟に出た言葉が "見ないでね"だった 私は見てたけど… 服を脱ぎながら さっき アオの足元をチラッと見て ふくらはぎの筋肉いい感じだったなぁ 触りたいなぁ さっきも 肩とかお尻とか…私って…変? シャワーを終え 冷静に現実へ戻った私は 初めてじゃないけど アオとエッチするんだと思ったら また緊張してきた バスローブを着て アオの所へ なんて声をかけていいか分からなくて 背中へ抱きついたら アオが私を抱き寄せ 甘い甘いキスをしてくれて 急に離れてしまったから 膝立ちになったアオを見る かがんでまたキスをしてくれて 私もアオを追いかける様に腰を浮かすとアオにお姫様抱っこされ 枕のある所へ寝かされる アオの真剣な表情は 胸の奥がきゅっとなる 優しい笑顔も好きだけど 私にしか見せない顔だから 「瑞久 大好きだよ」 「私も 大好き」 アオの首に手を回し 私から唇を重ねる バスローブ越しに アオの手が私の腰に触れ 優しくゆっくりと撫でられ 私の事を大事だと感じさせる行為に 安心して身を委ねられる 徐々に深いキスになり 離れていた分を取り戻すように激しいものに 肩で息をしていたから アオが心配して 「ごめん 強引やった いける?」 「ハァ…ハァ…ん…ハァ…」 私が落ち着くまで 頬や額にキスしてくれて 私を求めてくれて嬉しいから 謝らなくていいのに アオらしいけど アオを抱き寄せ 頬へキスをして 「嬉しいよ」 「…うん」 「どうしたの?」 頬へ手を持っていき 「瑞久が可愛すぎて…ヤバイ」 「ふふっ ありがと アオはカッコいいよ」 「ん…ありがと」 目を閉じるとキスをしてくれて アオの手が 腰から脇腹 そして胸へ優しく触れ 身体が敏感になっていく 襟元から手を入れ 私の胸へ直接触れ 優しく触れるだけだと物足りなくて 「アオ もっと」 「ん」 少し力を加えられ 揉まれる 私もアオに触れたくて 襟元から鎖骨に触れる 指でなぞると 「くすぐったいよ」 「だって気持ちいっ あっ やぁっ あんっ…きゅうに…っ…」 胸の先を摘ままれ 感じて声が出る ~~~~ 何度も 頭の中で 冷静に 暴走するなと止めるが 瑞久の蕩けた表情を見て 理性は失われた 瑞久の首筋へ顔を埋め 胸を揉んで バスローブの襟元を広げ 首筋から胸の谷間へ唇を這わせていく 左手で優しく胸を揉み 反対側は 固く立ち上がった先を転がすように舌を動かし 瑞久の反応を見て 更に興奮する
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