離れる前に

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離れる前に

「んっ…んん……っ……」 アオとのキス… 頭がとろけそう 「んっ…」 アオが離れたから 目を開けると 「可愛いな」 …余裕な顔が ヤダ 「…」 ~~~~ 日曜日 瑞久とデートしていて 夕方 新幹線で向こうへ行く前に 瑞久へ 「…あのさ…」 「ん?」 「二人になりたい」 「…う ん」 「いい?」 「…いい よ」 戸惑った表情から少し恥ずかしそうにする所が なんかいいよなぁ 土曜日 瑞久の部屋に泊まり くっついて寝てたけど さすがに危険過ぎてそれ以上はねっ ラブホの部屋へ入り鍵をしたら 瑞久を後ろから抱きしめ 髪に顔を埋め 沢山吸い込み 堪らなく幸せな気持ちに かなり変態になってる 瑞久がこっちへ向いてくれて 私の頬へ手を伸ばし 背伸びしてキスしてくれる 瑞久から来てくれるのは嬉しい 心の準備ができてると感じ ゆっくりと顔を近づけると 目を閉じてくれた 角度を変え 何度も唇を重ね 瑞久がふらつき 腰をしっかりと支える 瑞久の蕩けた表情に ダメだと分かってるけど 止められない 「欲しい」 「へ?」 我慢なんて…できるはずない 「いい?」 聞く前に 胸へ触れていた 「んっ…」 キスをし 優しく触れながら 服を脱がせていく ~~~~ アオに脱がされ 私もアオの服を脱がせていく 手を繋がれ ベッドの方へ行くから 「シャワーは?」 「後で」 「汗かいてる」 「瑞久の匂いが消えるから」 えぇ…大丈夫かな 「…」 気づいたら アオに組敷かれ 私の首元に顔を埋め 「あっ…ひゃっ……ま まって……あお……んっ……っはぁ」 においを嗅がれ唇を這わせるアオに無駄な抵抗をする
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