アオと誕生日デート

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たまたま見つけたホテルは 時間も朝9時から夕方5時までゆっくり出来てお得なプランがあった 向こうへ帰る前に瑞久と行けたらいいと思ってたけど あんな可愛い顔で早く会いたかったからと言われたら 無理ですよ 我慢なんてできません ホテルへチェックインし エレベーターへ乗り 部屋までよく我慢した私は偉い! 早く触れたくて 後ろから抱きしめる 「…昨日の試合で疲れて無いの?」 瑞久の気持ちを考えないで行動していたと気付き 「…勝ったから 嬉しさの方が大きい」 瑞久に会えると思ったら 疲れなんて感じない 瑞久が振り向いてくれて 「今シーズン初得点おめでとう」 「ありがとう」 肩に手を置き背伸びをしてキスしてくれた さっきまでの反省はどこへ サッカーよりポジティブな蒼 ここは ちゃんと答えないと 瑞久が欲しくて しっかりと腰を抱き 唇を重ねる ~~~~ 「瑞久 いい?」 「うん」 アオがカーテンを閉め 私の手を取り ベッドサイドへ 遮光カーテンで真っ暗になると思ったら 廊下の照明は点灯していて アオの顔は見える 「先に脱がせていい?」 ランチに行くし デートもしたい シワになるからだと気付き 「…ん」 ~~~~ 我慢出来ず ベッドへ連れていく 少しだけ理性が残っていて良かった 華やかさがあるグレーのカーディガンを脱がせ 少し濃いグレーのニットも 瑞久にベッドサイドへ座ってもらい パンプスを揃えて置き 綺麗なグリーのパンツを丁寧に脱がせた ~~~~ 先にベッドへ入り アオが服を脱いでいるのを見て !! また身体が大きくなった!? ベッドの中へ入ってきたアオの肩と腕を触り かたい… 何食べたらこうなるの? 私の上にいるアオが 「もういい?」 「…」 私の左手を取り 唇で 私の指先に触れる 「…っ…」 そして 薬指につけている指輪にも 「後で ペアリング買いに行こう」 「…うん」 サージカルステンレスのリングはアオとお揃い アオは指に入らなくなりネックレスに着けたままだ 私の手をアオの頬へ 「………」 そして手首から腕に唇を這わせていくのを見て すごくエッチな感じに アオと目が合い 欲を持った熱い眼差しに ドキドキさせられて アオの顔が近づき 私は目を閉じる 舌を絡め合い 甘噛みされてスイッチが入り アオとのキスに 私は夢中になった
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