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「んっ…あぁっ…」
「みく 声出しすぎ」
「むりっ だよ アオが」
アオに背中を向け
「ゆっくりするから」
ベッドでマッサージされている私
「いっ…だめ…」
「ここ 気持ちいいやろ?」
「あぁ んっ」
痛気持ちいい
〜〜〜〜
瑞久のマッサージを終え
明日6時前に起きないといけないから
「電気消すな」
「うん」
狭いベッドだからくっつかないと寝れない
「少し頭あげて」
「ん」
腕枕をしたら
瑞久がくっついてくれて
最高の抱き心地
髪に鼻を付け
いい匂い
癒やされる〜
くすぐったかったのか 瑞久が頭を動かしたので
額にキスする
私の首に 瑞久の腕が回り
お互いに引き寄せられる様に 唇が重なる
本能で求め合うキスに
ヤバい これ以上したら 止まれなくなる
「瑞久 心配事とか 困ったことない?」
「…アオは?」
「瑞久が誰かに言い寄られたり ストーカーされてないか心配やな」
「それはないよ(笑)」
「マジで 瑞久がどんどん綺麗になってて こっちは離れてるから不安なんや」
「…」
「瑞久?」
「…私も 会えなくて 不安になる」
「全然帰ってこれんくて ごめんな でも 不安にならんでいいで 瑞久の事めっちゃ好きやし 毎日考えてる」
「うそ」
「ほんまに ビデオ通話したあと 早く会いたい 抱きしめたいって思ってるで」
「…今は?」
「瑞久とくっつけて嬉しい 安心する」
「浮気してない?」
「えっ するわけないやん 瑞久しか興味無いし」
瑞久からスマホを見せられ
SNSの画像が映ってる
「…いや これ 小学校ぐらいの子に ハグされ──」
「アオも腰に手を回してる(怒)」
「いや ファンの人やし そんな気持ちでやってないって」
「可愛い女の子が好きなの?(怒)」
「は? そんな趣味とか 変態じゃないし 瑞久にしか…」
「しか?」
「欲情せぇへんし」
「ふーん」
何でこんな圧力かけられてるんだ?
あっ そうか!分かった
「瑞久 嫉妬?」
「違うよ」
「瑞久は恋人で 婚約者やのに」
寝返りし背中を向けられ
後ろから抱きしめると
「やっ」
嫌がってるけど 腕枕はいいんや
強引に抱きしめ
「こうやって抱きしめたいと思うのは 瑞久しかおらん」
「…」
身体の力を抜いてくれて
「チームの人に聞いてくれてもいいで」
私にもたれてくれた
「瑞久が医師になる夢を叶えたら 結婚しよう」
「ほんとに!?」
こっちへ向いてくれて
「うん 結婚式もしような 瑞久のウエディングドレス見たいし」
「する!」
抱きつかれ
「おっ しような」
今までは いつか結婚しようだったけど 時期を明確にし 二人の目標にすることで 気持ちは一つになった
瑞久の身体の柔らかい部分が当たっていて 触りたい欲求が
「…ん…っ…」
横からむにむにと揉んでしまい
やわらけぇ
瑞久からキスしてくれて
オッケーってことか?
やらないと決めてたのに 簡単に あっさり負けを認めた
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