海外へ

11/44
前へ
/109ページ
次へ
フランスへの移籍の話がきたのが 日本へ帰る2日前 次のシーズンもアメリカでサッカーが出来ると思っていた為 気持ちの整理をつけるよりも早く返事をしないといけなくて やらなくて後悔するよりも 挑戦する事を決めたら 契約の為 すぐにフランスへと言われたが 大事な人に会ってからでないと行けないと伝え 3日の猶予をもらい 瑞久には帰ってから直接話す事を決め飛行機へ乗った 食事を終え 瑞久は少し酔っていて 手を繋ぎゆっくりと歩き 今日泊まるホテルへ 部屋に入り 瑞久をソファへ座らせ 荷物を置き 冷蔵庫にあるミネラルウォーターを瑞久へ飲ませ 自分も残りを飲む 身体が熱いのはワインを2杯飲んだから バスルームでこけたりしたら危ないから お風呂は明日でいいか 「瑞久 寝よっか?」 「…ん」 もう寝そうだな 「ベッド行こう」 「…」 両手を伸ばして来るから 脇の下に手を入れ身体を支え立たせる 瑞久はそのまま私の首に掴まり 歩く気はないな(笑) 抱っこしてベッドへ連れて行く 〜〜〜〜 ◇ 気持ちの良い目覚め いつもと違うシーツの感触 背中が温かい…!! アオに抱きしめられている事に気づいて …昨日アオが帰ってきて 一緒にご飯食べて…それから…? 思い出せない 「やっ…」 私の胸に触れる手に声が出る 昨日着ていた服は脱がされ ブラもしていなくて Tシャツを着ている 「まって アオ っ…あぁん…きいてっる?」 「聞いてない」 「んっ おふろ んっ…」 アオに抱きしめられ 「後で入ろう」 「んっ はぁんっ」 首筋に唇が触れ 胸の先を刺激される 〜〜〜〜 目が覚めたら 腕の中に大事な人が居るって 最高だな 瑞久が少し動き 起きたっぽい? ゆっくり寝かせてあげたいが ホテルを出る前に 欲望を前面に 開放する 服越しでも瑞久のおっぱいは 柔らかく気持ちいい 許可なく 強引に触れても 腕枕している手をぎゅっと掴んでいるから 拒否はされていないと思い 掌で優しく包み込むようにし 指で突起を挟み 瑞久の首筋に唇をつけ 鼻も押し付けて瑞久を感じる 〜〜〜〜 アオがクレンジングオイルでお化粧落としてくれたんだ 大事にしてくれる所は変わらず 優しいアオに触れたくて なんとか向きを変え 抱きつく アオが上半身を起こし 「おはよう」 「…おはよう」 寝起きの顔大丈夫かな? 見つめられ 「瑞久 愛してる」 「…私も」 頬へ手を添えキスされる 私が好きな顔をするアオ ほんと…ずるい
/109ページ

最初のコメントを投稿しよう!

139人が本棚に入れています
本棚に追加