新たな依頼人とプロのペット

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「だが……っ、たとえ茉優がすでに"大人"だったとしても、俺の愛が揺らぐことはない……!」 (……マオさんってもしかして、未成年が好きなタイプだったのかな)  え、だとしたら必死に探していた"ねね"も、もしかして。  確かに昔なら、今でいう成人よりも早い年齢で嫁ぐこともあったはずだし……。 「……マオさん。マオさんの性的嗜好に口を出すつもりはありませんが、犯罪にはならないよう注意されたほうがいいかと」 「ん? 待ってくれ、突然なんの話だ?」 「それと、すみません。未成年のうちにお会いできなくて」 「だから茉優、なんの話だ!?」 「ふぐっ」  妙な音にマオと揃ってベッド上の彼を見遣る。  と、こらえきれないといった風にお腹と口元に手をなりながらくっくっと笑い、 「大変失礼いたしました。あまりにお二人のやり取りが、可愛らしいもので」 「な!? おま、かんっぜんに馬鹿にしてんだろ……!」 「マオさん、お前ではなく冴羽さんです」 「玄影でいいですよ。冴羽の姓はあまり好きではないので」  玄影さんは「ああ、面白い」と小さく呟いて、にこりと人の良い笑みを浮かべた。 「今日は退屈しなくて済みそうです。よろしくお願いしますね」
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