副団長はBL

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「ひゃっけい」  前々席の客が天井を見上げた。 「雨漏りか?えらい粘るな」  二人はモノを納めて映画館を出た。出たと同時に大笑いした。 「和樹、飛ばし過ぎだよ、あのおじさん雨漏りと勘違いしてた」 「俺だってあんなに飛ぶとは思わなかった。俺んち行こう、続きだ」 「よし、ビール買って行こう」  二人は黄金町のアパートに向かった。アパートは六畳と台所だけである。二人は服を脱いで万年布団に寝そべった。お互いの乳首を愛撫する。 「和樹はいい匂いがする」 「おばさんの臭いだよ。さっきまでホテルに一緒に居た」 「おばさんて幾つ?」 「おふくろぐらい、50歳」 「和樹はおばさんでも勃つの?」 「ああ、幸三のこれを想像している」  和樹は幸三のモノを咥えた。 「俺は駄目だ、女の人じゃ刺激を受けない」  幸三は童貞である。一度チャンスがあったがその気にならなかった。和樹が顔を上げた。 「訓練だよ、女のアレが俺の尻穴と思うのさ。いつもそう思っていると慣れてくる」  言いながら和樹は自分の尻穴にローションを塗っている。 「俺が塗ってあげるよ」  幸三が掌にたっぷりとローションを垂らし指先に絡ませた。 「どうだ和樹」  和樹の尻穴に指が侵入する。和樹は堪えている。隣に女子大生が暮らしている。刺激を与えては勉強に影響すると思いやりである。それでもベニヤ板一枚の間仕切りで音は筒抜けである。幸三が和樹をうつ伏せにした。頭が隣との間仕切りぶつかった。隣では女子大生が壁に耳を当てていた。左手はアソコに触れている。
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