寂しがり屋の猫は今日も主人の帰りを待っている(凪、成長したんです)

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「はっあ”……」 お腹の奥をぐりゅぐりゅされてまた出さないでイく。 「凪…、1番好きなのはだれ?言えたら出させてあげるね」 と笑って耳にキスをする旭。 「っひ、ひぁっあ、う”…っ、あしゃひ、あさっひ、…しゅき、大好きっぃ」 と抱きつくと、満足げに笑う。 「イかせてあげる」 と言って俺のちんこから手を離した。 「っ、いぐ、いっちゃ、おく、おくっぅうっ」 「っ…うん、気持ちいいね」 とキスをされる。 「ん”っ、ん”んんんっぷ、ぁっあ”、うっ」 好き、好き好き、旭っ…… 「…、あしゃひ…」 「ん?おはよう凪」 と笑う旭。俺はうとうとしながら起き上がった。そして旭とキスを交わす。 「ん…、はっ……、…?はるちゃんは?」 「遥はまだ仕事中。今日は帰って来るよ」 と頭を撫でられた。 「…ねえねえ、旭」 「ん?」 「昨日ね、テレビで猫とか犬も受け入れてる学校あるって…」 「だめだよ」 と即答される。べ、べつに何も言ってないけど…、俺が行きたいって言おうとしたのわかったのかな…。 「凪は、俺か遥がいなきゃ外出ちゃ駄目。言ってるでしょ?」 と頬を手で包まれて笑う。ちょっと怒ってる。 「…、えへへ。べつに行きたいって言ってないよ。俺は旭とはるちゃんいるだけで十分だもん」 とふにゃっと笑ってみせるとどこかほっとしたように笑う。 「ごめん、俺の早とちり。で?それがどうしたの?」 と優しい笑顔に戻る。 「んふ〜、あのね〜、」 なんて誤魔化そう。 「その番組見てたらね、ケーキのcmやってたの!美味しそうだったから、今度一緒に、って」 と言うと 「いいよ。一緒に行こうね」 と頭を撫でられ、旭は会社に行った。 ……嘘もほーべんなの、俺ね、色々勉強したよ。旭と一緒に暮らすなら、色々できなきゃ駄目だし、俺勉強したいから学校も行きたい。この関係が正常じゃないことは1年前から気がついている。でもね、これが旭とはるちゃんの愛し方なんだよ。 だから俺は受け入れるの、最初は嘘つくなんて考えなかったよ。だって旭は俺に嘘吐かれるの凄い嫌うから。でも嘘吐かないで嫌な気分にさせるより、嘘吐いて2人ともハッピーな方がいいでしょ? 「ふぁあ…」 と欠伸して鉛筆を握る。 「ん〜……」 傷増えたなぁ…、と袖を捲って手首を見る。 最近凄い胸がぐぢゅって音を鳴らすの。でも2人はまだ傷に気がついてない。と言うより、気がつかないで。 ぐぢゅっていう音の原因は、2人からする他の人のニオイ。だって、だって……、いっつも匂いさせて、帰って来て、俺の事ぎゅうするの。嫌でしょ? …お勉強しよう、とノートを開いた。早く帰って来ないかなぁ〜 と足をぷらぷらさせた。
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