魔院書が落ちてきた

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魔院書が落ちてきた

 この国では魔法が全てつまり力が全ての実力主義なのだ。 あれが落ちてきた日僕の運命は変わったんだ… そして魔法レベルが1レベルしか使えない俺からしたら地獄だった (はあ、魔院学校いっても魔法上達しねーなぁ)「どうして隣国は魔法レベルが低くても優しいのに、この国では厳しいんだよー…イテ何か落ちたか?なんだこれ魔院書?」 その日の僕は落ちてきた書物で人生が180度変わるとは思いもしなかった。 「家に帰ってじっくり見るとしますか」家へ帰って… 「これどこから落ちてきたんだ?とりあえず開けてみるか。待てよこれ 最高レベルまで書いてあるぞ!!しかも呪文を言うだけで使えるって書いてある。」(嘘かもしんねえし使うのは今度にするか)「寝よっと」後日  家ではインターホンが朝からずっと鳴っていた(ちっ!うるせーな)「新聞は要らないでーす。」ドアの向こうには少女がいた(ん?見たことない顔だな) そして少女がいった「旧人魔王直属の配下のエリールです朝早くにすみません。付近に魔院書と書かれた本は見ませんでしたか?」 (旧人魔王直属の配下?聞いたことあるな確かおよそ50年前までこの地を納めてたのが人魔王と聞いたことあるな。まだ僕は生まれてないときだから詳しくはわからんが。まあ事実を言えばいいことか) 「はい魔院書なら夕方家に帰るときに落ちてきました今家にあります。」 そして少女が驚いた顔でこう言った。「嘘でしょあなた様は魔院書に触れられるのですか?!直属の配下しか触れらないようになっているはずなのに。」 「普通に触れられましたけど…」不安そうに僕は言った。 「少し付き合ってください。レベル7魔法テレポータント」 (何だ?レベル7?!このエリールという少女は何者だ?下に地面に呪印が出てきたぞ。何をするきだ?)「おい!何をするきだ!」「すみません魔院書をもってこの呪印の中に入ってください。」(俺はしぶしぶ魔院書をもってこの呪印の中に入った。)そして少女が「テレポータント」といった瞬間知らない場所に着いた。 「着きましたここがかつて人魔王様が住んでいた屋敷です。」「それで何で僕をここへ連れてきた?」「急にすみません。この台へ手をおいてください。」 (え、無視?傷つくんだけど…)「は、はい…」手をおいた瞬間周りが急に明るくなった。少女の様子が変になった。「お、おい何なんだよ帰ってもいいか?」 「やはりあなた様は人魔王の素質があります。まず普通の人間じゃ魔院書には触れられないんです。きっと落ちてきたのも人魔王様のお告げなのだろう… お帰りなさいませ。人魔王様。そしてあなたの名前は何ですか?」 (え?また無視?そんなことより俺が人魔王?どういうことだ?ようするに昔死んだ人魔王が僕に人魔王になるようにしたってことか??)「僕の名前はアングリーだ…」「アングリーいい名前ですね。これからアングリー様の配下になるエリールです何でもお申し付けください。」 (えぇ!?まじか人魔王になりたくないなぁ、ん?待てよ人魔王になれば借金がなくなるのとこの美少女がついてくる最高じゃないかぁ…よしなるか!でも魔法全くできないけどいいのか?)「エリール魔法全くできないがいいのか?」 「ええ、全く問題はありません人魔王の素質のあるものは魔院書に書いてある呪文をそのまま言えばどんな魔法も使えるので、ぜひ人魔王となって私を配下にしてください。」(これはなるしかねぇだろぉぉ!!)「ああ、なる!」 「ありがとうございます。それでは明日からここがあなた様の家でございます。配下は他にもいるのでお申し付けください。」  それから僕は人魔王に正式になり。前よりは楽しい生活を送っている。 魔院書が落ちてこなければ僕は一生つまんない人生を続けていただろう。              (ありがとう神様) (でも何で僕が選ばれてそして人魔王はたった20年しかこの地を納めてなかった。どうして死んだのか。この世界は謎でありふれていた。)  僕はまだあんなことになるとは思いもしなかった。そしてこの世界の秘密に触れてはいけなかったことも後悔した。
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