君が目覚めるまで

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あれから、また1年。 途方もない時間が過ぎた。 俺は、大学に通いながら バイトとかすみのお見舞いに行く日々を送っていた。 ある日、かすみのお母さんから連絡があった。 『かすみの部屋を掃除してたらこんなものがでてきた。きっと、これは夕弦くんに渡すべきだと思う。だから、家まで来てくれる?』と。 俺は、急いでかすみの家まで行った。 かすみ母「夕弦くん、いらっしゃい。」 「こんにちは。それで何があったんですか?」 かすみ母「これよ。」 「これって・・・。」 俺は、そこでやっとあの日、かすみが一緒に行きたがってた場所がわかった。
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