『その執事、魔法を知る』

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新しく建てる建物の設計図を描くミクルに、俺は「何故酒なのだ?」と尋ねた。 常々思うが、ドワーフという種族は酒豪が多い。 原作でも、その描写が気になっていた。 「元々、ドワーフって技術屋だからね。美味いモノさえ食えれば良いんだよ。あと、周りから褒められれば、それが原動力にも繋がるし」 承認欲求…の様なモノか。 「…お前も、そうか?」 「私?まぁ、似たり寄ってたりするかな?」 カリカリと鉛筆を走らせる手を止めたミクルは、テーブルに置いてある家の模型を見る。 .
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