『その執事、魔法を知る』

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ミクルの建築事務所───…。 「──…ドワーフの好きな酒?」 「あぁ。お前もドワーフだろう?何か知らないか?」 ザシッドの話しでは『取り引き条件は酒の提示』と言う一見すると大した事ではない材料。 しかし単なる酒ではなく、味は当然ながら相当数の量を定期的で配当を条件としている。 王都は無論、相当な上質の高い酒類を提供しているが、そこに俺達が参入するには分が悪い。 「そうだねぇ…この世界のドワーフがどうかは別だけど、やっぱり珍品系の酒はワンチャンあるかもよ?」 「珍しい酒か…」 「そ。麦酒やワインは、多分飲んでるだろうし、相当難しいよ?」 .
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