0人が本棚に入れています
本棚に追加
突きだしたおしりに針を刺され、他人の過ちを注入される博士。
博士は何とも言えない表情して言う。
「ウッ、ものすごい後悔の念が流れ込んでくる。これはツラい。
なに、大好きなヅラおじさんにてうっかり正直にハゲって
言っちゃった?これは反省すべきだ、正直は時として人を傷つける。
ありがちだが大いなる学びだ。
しかしね、たった一発でもこれはキツイ。
この調子だといよいよキツイ。学びと成長の為だとはいえ、
苦しい作業だ」
「まだ軽いほうですよ。深刻なトラウマも控えてますよ」
「ちょっとタンマ。言いだしっぺは私だけど、
すべてを打ち終えたとき、はたして私は大丈夫なのだろうか」
「だいじょうぶですよ!博士になにかあったら、
私が研究引き継ぎますから」
「ものすごく嬉しそうに言うねキミ。逆に不安になるぞ。
ウッ!こんどは恥が来た!ものすごく恥ずかしいぞ!
これはズボンのチャックが全開だったときの記憶だ!」
「まだまだたくさんありますよ。学び甲斐がありますね。
でもまどろっこしい、いっそまとめて注射してみましょうか。
五本くらい」
「キミ、私の身体で遊んでいるだろ!」
最初のコメントを投稿しよう!