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壱
私は伝説の魚を釣った
あの日もこんな静かな夜だった
月の光に照らされた海は銀色で
その先に待つ世界に私の心が震えた
この胸の奥に眠る魂を呼び起こして
今こそ立ち上がる時だ
私の胸に宿る炎よ燃え上がれ
明日への扉を開いて行くんだ
そうさ、私ならやれるはずなんだ
明日への扉を開くために戦うんだ
私が伝説になる時が来たんだ
私の胸の中に秘められた炎が
私の背中を押してくれるから
私は前に進んで行けるんだ
私の背中を押してくれる仲間たちと
共に歩んで行きたいんだ
みんなの力を借りて進み続けて行こう
私はまた伝説の魚を釣る為に海へ出る
私が目指す場所へと辿り着くその時まで
そして私は遂にその場所に立ったの
この手に伝説の魚の鱗を掴み取った瞬間
私は伝説になれたの
私が目指す場所に立ったその時に
私の夢は終わりを告げるけど
でもそれは悲しい事じゃないの
なぜなら私の願いはこの先も続いていく
私の旅路はまだ終わらないから
いつか必ず会えるその時まで
みんなどうか元気でいてね
さよならの代わりに笑顔を見せてあげる
またどこかで会いましょう
それまでさようなら
君がいるだけで良かった
それだけで私は満たされていたんだよ
ただ隣にいるだけで良かった
それだけの事なのに何故なの
気付いた時には手遅れなんて
どうしてそんな残酷な事が私に出来るのか
愛する事の意味を教えて下さい
お願いします神様
もしもこれが運命だとしたら何という悲劇なんだろうか
私はもう二度と愛する人を亡くしたくないのです
だから私から離れて行く事は止めてくれませんか
私はただ君の事を誰よりも深く愛しているだけなのに
君はそれを受け入れてくれないんですか
私の事を嫌いになってしまったのですか
答えて欲しいんだ
君よ教えておくれ
君を愛してる気持ちだけは誰にも負けてはいないのに
なぜそれが分からないんだい
私はいつだって君の為ならばどんな事も惜しまないのに
なぜそれを分かってくれないのかい
君を失ってしまったとしたなら
私はどうやって生きれば良いと言うのでしょう
私には他には何も無いのに
私にはこれしか出来ないのに
君がいない人生なんて考えたくもないくらい嫌よ
ねぇお願いよ
そばに来て抱きしめさせて
私を捨てないで
離れていく事だけはしないで
私のこの想いを聞いて欲しい
貴方を愛する事に疲れてしまったわけじゃないの
むしろその逆なの
ただもっと貴方と一緒にいたかっただけだから
私は貴方を決して傷つけるつもりは無いし
ましてや捨てるつもりなど毛頭ないの
だからもう一度考え直して欲しいの
貴方とずっと一緒にいられる為ならば何でもする
約束しよ
絶対に裏切らない
誓うよ
貴方の為に生きると
その変わりに私がとってきた伝説の魚をあげるわ
だからここに来てよ
そして二人で笑い合おうよ
いつまでも永遠に続く幸せを感じていよう
きっと楽しいはずよ
私達二人ならば
きっと笑えているはずだよね
だっていつも幸せなんだもん
でもちょっと寂しいかな
って思う事があるんだよ
貴方に会いたい
会いたいよ
早く会いたいよ
でも貴方はいないんだね
いないんだよね
貴方はどこにいるんだろう
私を探し回って疲れ果てていないといいんだけど
大丈夫だよね
ちゃんと休んでますか
無理してないで
貴方がもし倒れたりしてしまったら大変だから
やっぱり心配になってきちゃうんですよ
あぁごめんなさい
私ったらまた自分の都合ばかり押し付けてしまいましたね
だけど本当はいつでも側にいてほしいと思っているんですよ
本当に勝手で申し訳ありません
でもどうしてもこれだけは言わせて頂戴
私を置いて一人で勝手にいなくなったりなんかしたらダメだよ絶対!
いい
わかった
これは大切な約束だから守ってほしいの
約束を破ったりしたらその時は覚悟していてほしいから
貴方との思い出を忘れないように日記帳に書き留めておくね
これから先もずっと色んな出来事があったりすると思うけど全部書いておくね
そうすれば何も迷わずに済むはずですもの
貴方の事を思い出したりして悲しくなって泣いたりしても大丈夫
だってすぐに忘れてしまう事が出来るから
こんな風に思ったりもしていたけれど、
それでも私は幸せ者ですね
私は貴方に出会えて本当によかったと思っています
貴方も同じ様に思ってくれたらいいな
ねぇ
私を見て
今こうして歌っている姿を見ていて
私は貴方の前で歌う事が出来てとても嬉しかった
でも私はまだまだ満足していないの
もっともっと歌い続けたいから私についてきてね
私が貴方の為に選んだ道を共に進んでいこうよ
そう
例え険しい道を進む事になったとしても後悔させたりしないから
さぁ行こうよ
新しい未来へと向かって走って行くの
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