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上田と女が吠える夜が打ち切られる時、それは低迷期の始まりの時。
最近、MCとひな壇に女性を固めてテーマ毎にトークを行う番組が多い。
御多分に漏れず、この番組もそうなのだがやはりひな壇要因としてのMEGUMIの地力の強さに舌を巻く。
ぽっと出のグラビアアイドルが爪痕を残そうと、乱打乱打で空回りしていく最中
それを嘲笑うかの様に、一言に重みを持たせその場の空気をかっさらう、まさにゼロ年代のバラエティ戦争全盛期を生き抜いてきた彼女はたくましい。
そんな猛者を捌いていくのが、くりぃむしちゅー上田。
安定感のある司会ぶりが信頼を置かれている彼なのだが、この番組が打ち切られると同時に彼の低迷期が始まりそうな気がしてならない。
彼の全てを掻っ攫う様な例えツッコミとそれに乗じたテロップ。
これがひとしきりのパターン化を招いており、今では新鮮味に欠ける。
打ち切られると同時に、YahooだかYouTubeだかで無責任なコメントがのさばるだろう。
「ちょっと上田の司会に飽きてきたな」って。
その間、相方の有田はきっと俳優に活路を見出してる頃だろう。
有田はこの先、俳優と裏方としての作家活動に力を入れていく気がしてならない。
そしてそれはまた、有田の安定感を如実に表す機会なんだなと思わされる。
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