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奈緒の笑顔に夏樹の胸がキュッと締め付けられらような感覚
『奈緒、さっきはごめん。怒鳴るようなことして』
奈緒は首を横に振った
『センパイ、、、キスは』
小さな声で恥ずかしそうに奈緒が言った
『しても良いのか?』
夏樹がそう聞くと奈緒はコクリと頷き、瞳を閉じた
『んぐ?!』
瞳を閉じて夏樹からの口付けを待っていた奈緒の鼻がつままれた。思わず目を開けるとイタズラぽく笑う夏樹の姿があった
『やっぱり大会終わるまで取っておく。優勝のご褒美に、な』
そう言うと奈緒を自分の胸に抱き寄せ、奈緒も夏樹の腕の中で頷いた
そんな2人を部屋の外の廊下から谷が見ていることに2人は気づいていなかった
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