連絡

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連絡

静かにスマホを取り出し、もう1人のこの世界が2回目の世界だと知っている人間に連絡を取る。 『どうしたの?月讀兄さん』 電話越しに誰よりも心の優しい声が響く。 「いきなりですまない。光が、私たちに打ち明けられる状況を共に作りはしないか?」 『…ああ、やっぱり光にも記憶が残ってるんだね...光大丈夫かな?』 「どうやらあまり芳しくないみたいだ。光は皆をトゥルーエンドに持っていく鍵である事は気づいているだろう?」 『うん。』 きっとこの状況を1番心配しているのはきっと彼だろう。 「あいつが繋いでくれたもうひとつの世界を最高な世界にする為に私達は影から支えようじゃないか!」 『そうだね、僕もできることをやってみるよ!一緒に頑張ろうね!』 彼は誰よりも優しい。だから、皆を月に処刑された事には意味があったと信じ憎まず、光の能力を動かす最後の人柱になる事を承諾し、自らの命を絶ったのだろう 「ああ、よろしく頼むよ晴」
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