開始の朝

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開始の朝

「光、おはよう…2人は集まった…?」 光の能力『創造ノ箱庭』に入るためには光の世界に入らないといけない為、光の部屋へあつまる。 こういう時、同室だといい意味でも悪い意味でも集まるのが楽だ… 「さあ、みんな来ただろう。始めようではないか」 片手には手榴弾。此処で落とされたくないんだけど… 「朝から物騒な物持つな月讀!」 「俺の部屋で騒がないでよ!」 そして夜、月讀兄は同室でそれで隣人なわけで…交流も多いから逃げることが出来ない…そしてこの人達は純粋にうるさい… 流石…風紀委員は狂乱動物園と言われているだけある…この人達を鎮めるには…… 静止するように手を叩き、凛とした何処か静かな声で呟く 「…早く終わらせよ…」 一瞬部屋は静寂に包まれるが、それを光が満面の笑みでその静けさを崩す。 「それもそうだね!いっくよー!」 『箱庭開始!』
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