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「秋華ちゃん」
「何?」
「今度大学生の男の人とご飯行くことになったんだけど、どんな服で行ったらいいと思う?」
翌日の昼休み、ご飯を食べながら何気なく秋華に聞いてみた。箸でおかずをつまみながら、片手でスマホを持ってインスタを見ていた秋華。
しかし私の言葉を聞くや否やぐわっと目を見開いて顔を近づけてきた。
「あんた、昨日までもう恋なんてしないとか言っておきながらいつのまにそんな展開に……?詳しく聞かせて!」
「ちょ、秋華、力強っ……!」
秋華は箸とスマホを机の上に置き、私の肩をつかんでこれでもかってほど揺さぶった。珍しく興奮している彼女に、こうなった経緯を話した。
「なるほど、ハルオミさん、ねぇ……」
「うん、悪い人には見えなかったけど、いきなり2人ってやばいかな?」
「んー、どうだろ。ちょっと待って」
秋華は机に置いたスマホをもう一度手に取って、「ハルオミ…ハルオミ」と言いながら何やら操作している。しばらくすると、画面をこっちに見せてきた。
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