群れる女・群れない女

問題提起

女は二種類に分かれることをあなたはご存じですか？
群れる女と群れない女。あなた（またはあなたのパートナー）はどっちですか？

太古の狩猟時代、男は集団で狩りをしにいき、女は情報交換しながら子育てをしていくため、やはり集団で焚火を囲み、木の実の採集や料理をしながら男たちの帰還を待っていました。
しかし、より良い遺伝子を獲得したいという生物の本能に導かれ、優れた男を得るために、集団から離れて、抜けがけする女が必ずいたことでしょう。
集団の中にいる安心感（その場合は集団のボスの顔色を常にうかがうことが必須です）と、その中で自分に相当だと思われて当てがわれる雄でいいのか、それともそこから脱却して集団から阻害されても、自ら良い雄の遺伝子を獲得しにいくのか、綿々と続く何百世代にもわたる遺伝子の生き残り戦略の中で、人類は繁栄してきました。
現代の世、恋愛やセックスはまるで生殖とはかけ離れたもののように扱われることもありますが、根本的に人類は生物であることから逃れることはできないので、男女間のあらゆる行動は、遺伝子の生き残り戦略、すなわち生殖の一端といっても過言ではないでしょう。
一世代の個としての人間を考えるとき、あえて集団で協力しなくても生きていけるようになった現代社会において、群れない選択をしてもリスクはそう大きくはないでしょう。だとしたら、将来的には群れない人々ばかりになるのでしょうか。
群れるか、群れないかは、男性にも言えることですが、特に、より同調圧力が強い環境にいる女性では、常に人生の重要な局面に影響してきます。それは案外、恋愛や結婚、家族間の問題よりも大きいかもしれません。
あなたに、女友だちはいますか？