第一話『陰キャに救世主が訪れる!?』

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第一話『陰キャに救世主が訪れる!?』

私は、『亀井あめ』実は…いじめられてる。まぁ、私がブスなのが悪いだけなんだけどね…。今日も一日、憂鬱な日が始まる。 ーー学校なうーー ガチャ「あ…」上履きには画鋲がたくさん入っていた。いじめっ子は「騙されてやんのww」「マジうけるんだけどww」と私に聞こえるような声で行ってくる。それがまた嫌だ。(はぁ。こんな感じで毎日いじめられてる…) タッタッタ👣 ガチャ🚪 「あ…」机には悪口がたくさん書かれていた。いじめっ子は「www」「あいつマジ笑えるよねww」と言っている。 「はぁ。」私はため息をつきながら席に座る。そんな時に笑い声が聞こえた。 「ワッハッハ(^O^)」「ここの話、マジうけるww」「それなww」 (はぁ。陽キャたち話か。あのタイプ苦手なんだよな…。確か…『狸原ここ』『猫羽メン』『判田ミル』『里水あい』の4人だった気が…。 あ、目合っちゃった。ヤバいかも。) 「あ、今あの子と目合っちゃったw」「てか、あんな人いたっけ?」「う〜ん…いたようないなかったような…」「あの子、確か『亀井あめ』ちゃんだよ。」「そうだったけ?」「うん。確かそうだったような〜。」「あ、あの子って、いじめられてる子じゃない?」「あ〜、言われてみれば。」「ちょっと、話しかけてみよ!!」 (え、やば。話しかけられるの?無理なんだけど。)そう思ってるとさっそく「あの〜、あめちゃんだよね?」と話しかけてきた。「は、はい。」「いつも、いじめられてるけど大丈夫?」「はい。」「そっか。じゃあね〜!」(はぁ。なんなの、陽キャ達。意味がわからない。) そう思ってると、なにやら声が聞こえてきた。 「陰キャく〜ん。俺たちと遊ぼうよ〜。」「そ、そういうのは…」「は?俺たちに逆らう気?」「ご、ごめんなさい。」「じゃあ、行こっか!」「は、はい…」(はぁ。あの人は『平田樹』私と同じくいじめられている人。同じくって言っても、あの人は暴力的ないじめを受けているらしい。) すると私をいじめてる人が「あ、じゃあこっちの陰キャちゃんも遊ぶ?」と話しかけてきた。「え…?」(待って、私も暴力を受けることになるの!?)「私達もそろそろ遊ぶ時期かな〜って。」「え…」「じゃあ、行こっか!」(誰でもいいから助けて!) ーー屋上についてーー (え…屋上!?)「ふぅ。ここまで、来るの大変だったよ〜。」「それな〜。」「じゃあ、遊びますかっと。」「🤜」(私、本当に殴られるの…お願い!誰でもいいから…)そう思ってると「キャーッチ!!」っという声が聞こえてきた。いじめっ子は「は!?あんた達だれよ!」と言う。「う〜ん。クラスメイト?」「それは、分かってるわよ!なんで、来たのかを聞いてるのよ!」「友達だから?」「は?」「だから、友達だからって言ってるじゃん。」「こいつと友達?」「そうだよ?」「なら、都合が良い。お前も遊んでやるよ。」といじめっ子は言う。私がどうしようか悩んでいると…「そうはさせるか!ゴリラパーンチ!!」と「うわぁぁぁ!!」「さすが、あいゴリラ!!」「流石!!」「でしょ〜」「絶対、覚えてろよ!!」タッタッタッ👣 そういじめっ子はサッていった。「ふぅ。で、大丈夫?」「は、はい…」「君も大丈夫?」「はい…僕も大丈夫です…」「あの、私達なんか助けたら、あなた達もいじめられてしまうのではないでしょうか…それに、友達なんて嘘をつかなくても…」私は言う。「まぁ確かにね!でも、こういうのほっとけないからさ!」「そうそう!それに、もう友達だからね!」「本当にありがとうございます…!なんかお礼でも…!」「あ、僕もぜひ!」「じゃあ、ジュースでも奢ってもらおうかな!」「そんなんでいいんですか…!?」「うん。だってさ、また明日からいじめられちゃうかも知れないのに、要求なんてできないじゃん?」「そうですよね…今日はたまたま助けられただけであって…」「いや!落ち込ませるつもりじゃなかったんだけど…!」「分かってますよ。ありがとうございます!」「てかさ、同い年なのになんで敬語?」「それは…僕は陰キャなので…」「陰キャとか関係なくない?」「え?」「そうそう!ていうか、私も幼稚園のときは、マジの陰キャだったしね。」「そうなんですか…!?」「だからさ、気軽に話しかけてよ!」「はい!」「後、またいじめられてたら、助けに来るからね。」「本当にありがとうございます!」「だから、敬語禁止!」「その…ありがとう!!」
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