第二話『陰キャの席替えは緊張で!?』

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第二話『陰キャの席替えは緊張で!?』

ーー次の日ーー ガチャ🚪「あ…」(またいつもの張り紙だ…)いじめっ子達は「www」「おもろいんだけどww」という。私は無視して、歩こうとすると「ちょっと、やめてあげなよ!」とここが言う。「こ、ここさん!?」「そうだよ!いくらなんでもこれはひどすぎ!」「メ、メンさんも!?」「ほら!謝って!」2人はそう言ってくれるが「こんなブスに誰が謝るか!」といじめっ子も言う。「は!?ブスとか関係なくない!?」「み、みんな…」すると「はぁ。もう、呆れた!行こ!」といじめっ子はどこかに行ってしまった。「うん。行こ。」「はぁ。大丈夫?」「はい…。大丈夫です…」「もう!敬語禁止って言ったでしょ!」「あ、そうでしたね!みなさん、ありがとう!」「どういたしまして!」 ーー朝学習ーー 「はい!今日は、席替えをするぞ〜!」そう先生がいう。「先生〜!くじですか〜?」「そうだぞ〜!」「え〜〜!?」「はい!さっさとやるぞ!」「は〜い」(席替えか…誰と近くがいいとかないけど…)ーー引き終わって…ーー(あ、待って、樹さんをいじめてる人と隣じゃん…しかも、一番前の席だし…)そう思っていると「先生…」と樹が言う。「なんだ、平田?」「あの…僕、目が悪いので、前の席がいいんですけど…」そう言うと樹のいじめっ子が「あ!じゃあ!俺、変わりま〜す!」と言って、樹と変わった。「あぁ。じゃあ、変わってくれ。」「はい…」(あ、樹さんと隣だ!良かった…ここさん達も割と近いし…!)「他に不満はないか〜?」「は〜い」「じゃあ、これで決定な〜!」私は「あの…樹さんよろしくお願いします。」と一言。「うん。よろしく。僕に対しても、敬語じゃなくていいから。あと、樹さんじゃなくて、樹くん。とかにしてね。」「え…!?あ、うん!」 ーー休み時間ーー 「お〜、陰キャどうしで、いいね〜ww」「それな〜、ブズ同士でお似合いww」いじめっ子達はいう。「・・・」「あめさん…大丈夫だよ…?ん?どうしたの?」「樹くんは、自分のこと、くん付けで呼べって言うくせに、自分はさん付けなんだな〜っと思っただけ。」「なるほどね〜。あめちゃん!」「ドキッ💘あ、そ、それより、さっきのこと気にしないでね。」「うん!僕は、あめちゃんがいるし、大丈夫!」「わ、私も!」 ーーお昼時間ーー 「あめちゃ〜ん!」そう声がする。「メンさんとあいさん!?」「さんじゃなくて、ちゃんね!」「ちゃん付け!?」「あ、うん!」「でさ、お昼一緒に食べない?」「でも…」「あ、もちろん樹くんもね!」「ぼ、僕もですか!?」「うん!じゃあ、屋上にレッツゴー!って、こことミルは?」「さっき、ミルちゃんはよしきさんと…ここちゃんは1年生と…」「あ〜、彼氏か。」「彼氏なんて居たんですね!いいなぁ〜」「だよね〜。ていうか、あめちゃんも彼氏願望あるんだw」「ま、まぁ。年頃の女子ですから…」「あの2人は置いといて、屋上にレッツゴー!」そう言われたので、私達は屋上へ向かった。 ーー屋上なうーー 「ふぅ〜、やっぱ屋上はいいね〜」「そうですね!」「あ、ここ!ミル!」「ほんとだ…でも、今は行かないであげたほうがいいですよね…」「大丈夫大丈夫!ほら、行くよ!」「い、行くんですか!?」そう引っ張られ、ここさんの元へ向かった。「ここ〜!」「メ、メン!?」「彼氏とイチャイチャ中にごめんなんだけど〜、今日はあめちゃんと樹くんとお昼食べない?」「え…?」「ごめんなんだけどさ!」「どうする?司くん?」「いいんじゃない?でも、隣の樹ってやつ誰?」「えーっと。クラスメイト?」「ふ〜ん…じゃあ僕もいくから。」「おっけ〜」 「ミル〜!」「な、何!?」「お昼一緒に食べない?」「う〜ん…いいけど…よしきくんも一緒で!」「はいはい!」 ーーご飯中ーー 「ということで!恋バナをしよう〜!」「え!?男子もいるのに、恋バナなんかするの!?」「まぁまぁ。こことミルの進展も聞きたいしね!」「な、なにもないってば!!」こことミルがハモった。「まぁまぁ。」「じゃあ、あめちゃんとか知らないと思うから、2人の馴れ初め的なのを聞いていこう!」ここは「は!?嫌なんだけど!」と言ったので、その彼氏の司くんが「じゃあ、僕が話すね?」と言った。「なんでよぉ〜」「ーーーーーーって感じです!」「お〜、約束を通じて奇跡的に再開!なんて、いい話…」 「じゃあ、俺も話すわ。」「変なことは言わないでね!」「ーーーーーって感じ。」「お〜、こちらもロマンティックですね!」「うん。いつか、僕にも彼女ほしいな〜」「お!?樹くんも、彼女願望あるの!?」「まぁ。でも、僕になんかできませんよね…」「できるって!きっといい人が見つかるよ!」「はい!樹くんなら、きっと…!!」(って、目が合った〜〜!?やばい!無理!やばい!無理!)
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