第三話『陰キャの修学旅行前はワクワク!?』

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第三話『陰キャの修学旅行前はワクワク!?』

ーー数日後ーー 「はい。もうすぐ、修学旅行ということで、班を決めるぞ〜!」先生がそういう「は〜い!」周りは…「〇〇!絶対一緒になろうね!」「はいはい!」などと言っていた。(班決めか…陰キャにとっては、最悪なんだよな…)先生が「どうやって、決めるか〜?」と言うと「自由でいいと思います!」「俺も!」とみんが言うので、「じゃあ、自由に決めてくれ。決まんなかったら、俺が適当に決めるからな〜!」となった。「は〜い」(自由…誰かできる人…)そうすると陽キャたちが「みんな〜!班どうする〜?」「男女だろ?」「そうそう〜。男子2人の女子2人でいい?」「まぁ、いいんじゃね〜?」「じゃあ、どうぞ〜!」と勝手に決めた。 ここ達は…「ここ達〜!」「どうする?2つに分けるんでしょ?」「どうする?」「ここ&ミル・メン&あいでいいんじゃね?いつもこの2つに分かれてるし。」「別にいいよ〜!」「じゃあ、決定で!」と決まっていた。 でも私は勇気を振り絞って…「あ、あの…」と声をかける。「あめちゃんか…どうする?」「女子3人にできないのかな?」「あのさ〜!5人班でもいい?」とここさんが聞くと、一回負けたいじめっ子は「勝手にして。」と言う。「じゃあ、ここたちのとこに入れる?」「そうだね〜!」「ありがとう…!」「じゃあ、後男子どうする?」「あ、あの…!樹くんをいれたいなって思うんですけど…」「(・∀・)ニヤニヤ」「いいんじゃない?」「あの…僕もはいりたいなって…。」「(・∀・)ニヤニヤ」「ちょうど、こっちも入れたいなって思ってたんだよね!」「そうなんですか!でも、男子が後一人…」「え?よしきがいるけど。」「どーも。」「そっか!ミルの彼氏さんですもんね!」「ミルはいいよね〜!彼氏と行けて。」「そっか…。ここは、修学旅行の間、司くんに会えないんだもんね…!」「まぁ、別にいいけど…!」「そう強がんないで下さいよ!」「あ、そういえば、メンたちは決まった〜?」「うん!」「じゃあ、これでOKだね!」数分後…「はい。これで、決定で〜す。」「じゃあ、これで本当にいいな〜?じゃあ、決定だ!」「は〜い!」 ーー次の日の帰り道なうーー 私達が話していると「ここ達〜!」と言う声が聞こえてきた。「あ!ミル!」「はぁはぁ。掃除、急いで終わらせたよ〜💦」「早くねw」「あ、司くんとよしきと樹くんとあめちゃんも居たんだ!」「あ、うん。結構、大人数だけどw」「確かにw8人?w」「あ、そういえばさ〜。修学旅行って何するの?」「なんですっけ?」「あ、しおり持ってるよ〜!」「流石!ここえもん!」「ww」「えーっと。こんな感じ?」「あ〜、河原でバーベキューするんだって?」「そうそう!班で分かれてね。」「いいな〜、僕も行きた〜い!」「本当そうだよね〜。私も司くんと行きたかったな〜!」「昨日は、『別にいいけど』とか言ってたくせにw」「まぁ、別に居なくてもいいけど。本人の前だから言っただけであって!!」「そうですか〜!」「まぁ、お土産も買ってくるから、待っててね。」「は〜い。」「バーベキューですか…」「どうかしたの?」「いや、陰キャなので…」と私は弱音を吐く。それでも、ここさん達は「陰キャとか関係ないって!」「そうだよ!樹くんもあめちゃんも、楽しも!」と言ってくれた。私はできる限り元気よく「うん!!」と答える。「まぁ、それはともかく。楽しみだね〜」「うん。そうだね〜!」「でも、一泊なのが少し残念だな〜」「うんうん。」「そんじゃ、楽しもってことで!」
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