第四話『陰キャはパシリがお似合い!?』

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第四話『陰キャはパシリがお似合い!?』

ーー修学旅行当日ーー 「みんな、そろったか〜!」そう先生が声掛けをする。「は〜い!」「じゃあ、出発するぞ〜!」「は〜い!」(今日は、修学旅行当日!ついこの間まで、最悪だって思ってたけど、ここさん達と樹くんがいるおかげで超楽しみ!) そうして、ここさん達と話したりしていたら、あっという間に目的地についた。「あめちゃん!樹くん!楽しもうね!」「うん!!」 ーーしばらく遊んでーー 「はい!じゃあ、そろそろバーベキューをします。班ごとに分かれて、やってくれ〜!」するといじめっ子たちが「先生〜!バーベキューの台?が足りませ〜ん!」と言う。すると「じゃあ、2つの班で一個にしてくれ〜!」と言った。「は〜い!」するといじめっ子達は…「ねぇねぇ〜!うちらと一緒にやらない〜?」と私達の班に入ろうとしてきた。(うわっ。いじめっ子達…)「・・・」「いいでしょ〜?」「まぁ、別に。」「イエーイ!じゃあ、仲良くやろうね!!」(ここさん…!?何言ってるの!?絶対、パシられる確定じゃん…)すると「じゃあ〜女子は野菜担当で〜男子は肉担当ね〜よろしく〜」と言って、いじめっ子達はどこかへ行ってしまった。「私達、何すればいい?」とミルが問いかける。するといじめっ子らは…「あ〜、陰キャちゃん、あっちから運んできて。うちらは、休んでよ〜」と言う。「は?それは、ひどすぎじゃない?」「え〜、だって〜うちらは、力ないし〜あめはデブなんだから、力あるでしょ〜」「そんなことないよ!あめちゃん、めっちゃ弱いよ!」(地味に傷つく…)「そうだよ!あいは、超がつくほどのゴリラだし!」そうここたちが抵抗するといじめっ子達は「そんなに言うんだったら、あんた達が運んできたら?」と言う。「はぁ。もういいよ、行こ。」「うん…」トコトコトコ👣私は「あの…ごめんなさい!私のせいで、こんな事に…」と謝る。「え?別に、親友と話せるし、これもこれでいいか〜って思うけど。」「うんうん!あんなクズたちにかまってるより、何倍もいいよ!」「そう…ですか…」「持ってきたよ〜」「お疲れさ〜ん!」「じゃあ、あなた達もやるよ!」「あ〜、やりたいんだけど〜足痛めちゃって〜」「そうそう〜!私は、その付き添い〜」「あ、そう。」「こっちで勝手にやろ。」「本当に…ごめんなさい…」「もう!ごめんなさいって言うの禁止!」「え!?」「そうそう!こっちまで、気分悪くなっちゃうし!」「うん!楽しくいこ!」「そうですよね…!楽しむ事が大事!」 ーー数分後ーー 「男子〜!準備終わった〜?」「終わったよ〜」「おけ〜」「ミル!あめちゃん行こ!」「うん!」トコトコトコ👣するとよしきは「お前ら、あいつらにパシられたたろ。」とミルに聞く。ミルは「まぁ。」と答える。よしきは「あーゆうの断れよ。」と言う。「え、でも…」「よしき!違うって。喧嘩になるのがめんどいからやっただけ。」「そうそう。」「そうなんです…!ここちゃん達は、私を助けてくれたのであって…!」そう私達が言う。するとよしきは「あっそ。でも、気をつけろよ。」と言った。そっけないけどいい人なんだな〜!「う、うん!」 そうしていると奥から声が聞こえてきた。「陰キャくんさ〜、最近遊んでないよね〜!この後、遊ぶ〜?」「うわっ!めっちゃいいじゃんそれ〜!」(あ、そっか…私をいじめてる人と樹くんをいじめてる人って同じ班じゃん…どうしよ…私にもなんか出来ること…)「あ、じゃあまずさ〜、🤜」と樹が殴られそうになっていたので「待って下さい!」と言った。「あ、あめちゃん!?」「あ?なんか、あんのか?」「あの…可哀想なのでやめて下さい…!」「お前には関係ねーだろ!」「それとも、お前も殴られてぇのか?」「そ、そんな…!」と私が震えていると「お前らなにやってんの?もしかして、弱いものいじめ?ダッサw」と声が聞こえてきた。そう、よしきだ。「は?」「🤜」「痛って…!お前な!」「じゃあ、もういじめないでね〜」と言って、いじめっ子は去っていった。「ありがとうございます!」「は?ただ、ミルの友達だから、助けてやっただけ。じゃ。」「本当にありがとう…ございます…!」
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