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親父も機嫌がいいようだ。
「まぁ、西野さん、そのうちデキますよ」
「そうですな。琢磨か卓二に」
兄貴じゃなく俺だろって、突っ込みたくなる。
まぁ、言わねぇが…。
麗華も落ち着てるようだし、大丈夫だろう。
芳巳君も走り回っては、ケーキを美味そうに食べている。
穏やかな時間も過ぎ、3人は帰って行き、秘書も帰り、俺達、家族だけになった。
親父も『しっかりやれよ』と言い残して帰って行き、麗華と俺も片付けてマンションに戻った。
「麗華、無事に試験も終わったな」
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