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「パパに電話してケーキを頼みましょう。あら、プレゼントは、どうしよう」
「あの、お気持ちだけで…」
奈々さんは、また意外な事を言った。
「実は芳樹も知らないんです。芳巳の誕生日」
「えぇ…「嘘」」
「ねぇ奈々ちゃん。試験は何時まで?」
「9時半から10時半です」
「だったら、うちのお庭でバーベキューしましょう。」
「そこまでして貰ったら悪いですし」
「いいじゃない。しようよ…ママ。芳巳君の誕生日パーテイー。夜は3人でお祝いすればいいし」
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