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その日は面会時間までに仕事が終わらず、家に帰宅すると琢磨夫婦がいて風花ちゃんに親父もメロメロだ。
「おかえりなさい。お兄さん」
「ただいま。麗華ちゃん」
「おかえり、兄貴。遅かったけど、病院」
「いや、仕事が終わらなくてな」
「めずらしいな」
「あぁ、芳樹と日向君が来る日で、いろいろ聞いて俺が仕事をさぼったからな」
「まぁ、あいつらは、子育ての先輩だからな。聞けることは聞いた方がいいな」
「親父、ずっと、あぁなのか?」
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