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颯真編 第三話
そして俺も眠ってしまった
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毎日朝同じ時間に起きているからだろうか、自然と目が覚めてしまった
布団がモゾモゾしているなということに気がつき、横を見ると天使がいた
そういえば、昨日運命の番とあったんだったな
思わず天使のような寝顔にキスをしたくなってしまった
なている最中にキスをするなんて、俺らしくねぇな
だが、おでこにキスぐらいはいいよな…。
颯真は自己解釈をし、優のおでこにキスをした
さてと、風呂に入って帰るとするか…。
ベットから降りて、風呂場に行こうとしたが優の声がした
「待ってぇ~」と言う寝言だ
なんて可愛いんだこの天使は…。
「すぐに戻ってくるからな」と言うと
「う~ん」といい気持ちよさそうに眠った
起きてたのかは定かでは無いが、とりあえず可愛いということはわかった
優にすぐ戻ってくるからなと約束した以上早く風呂に入らなければ
颯真は直ぐにお風呂に行き髪を洗いすぐさまゆうの元へ駆け寄った
まだ眠っていて相当疲れているようだった
よくよく考えてみれば今日で優と別れなのか…。
そういえば、優はこのお店を辞めると言っていたな
じゃあ、お店で会えることも無くなるのか…。
いや、待てよ。ここにはオメガ買取りサービスなんてものがあったな
最近は、オメガにも人権を見たいな運動が働き始め、オメガの人身売買などは減ったが、ここはやっているのだな
あぁ~、他のアルファに取られなくてよかった
取られてもそいつのこと殺してやるからどっちみち離れられないがな
ま、その買取サービスというやつを使ってみるか…。
優を守るためにも…。
そんなことを考えていると出社する時間になってしまった
あぁ、仕事行きたくねぇな
いっその事会社潰そうかな
なんてな、優を守り抜くためのも働かなくてはな
最後にゆうの頭を撫でてやった
気持ちよさそうに、にこにこしていた
「優、愛してるぞ」
会ったばかりなのに愛してるぞなどは寒い気もしたが、たとえ、今日あったばかりだとしても、愛していることは変わらない
そして、ゆうのいる部屋を後にした。
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