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キス
それを聞いて、動揺してしまった
この人何言ってるの?
僕みたいなやつ番いたいと思うの?
僕が勘違いするから辞めてください
そんなことを考えていると運命の番が僕の近くにきて、体を持ち上げお姫様抱っこの形になった
お姫様抱っこなので顔は見えない
「や、辞めてください」
「黙って抱っこされてろ」
しゅん…。
抱かれるがままだった
この風俗店の唯一のVIPの部屋に着いた
「この部屋って…。」
「ん?嫌なのか?ならば違う部屋にしよう」
「どんな部屋がいい?」と聞いてきた
「えっ、あっ、違くて…」
「ん?」
「あの、VIP部屋じゃないですか…」
「あぁ~そうだが?」
「その、僕がそんな部屋でいいんですか?」
「そんな部屋…」
「もっと高級な部屋を用意しよう」
な、なんか勘違いされてらっしゃる
「えっ!?違くて、もっと質素な部屋です」
「じゃあ、質素な部屋を用意すればいいのか?」
「えっ、あっ、はい…」
「だがな、残念ながら無理だ」
「ここしか空いていない」
「そうですか」
「じゃあ、入るぞ」
「は、はい」
そして、入室した
いつも掃除している部屋より、広くて内装も10倍豪華だった
あっ、そういえば…
ここの決まりというか、そっちの方が映えるよねって言うランジェリーを着ていない
接客するって知らなかったし
「ちょ、ちょっと待ってください」
「ん?」
「そ、そのランジェリーを着てなくて…」
「普通のパンツなんです。だから、着てきてもいいですか!?」
と言ったら笑われた
「あぁ笑、いいが逃げるなよ。逃げたらどうなるかわかるよな?」
そう言われた
何その脅し!こ、怖いよ
急いで自分の荷物からランジェリーを取りに行って、着替える
逃げた方が良かったのかな
でも、VIP部屋を使えるってことは相当金持ちでお偉い様
気合いを入れないと
行為をやるの初めてだし…
ちょっぴり緊張
素早く着替え終わり、駆け足で部屋に戻る
もちろん、ロックも忘れずに
部屋に入るとベッドに座って白いバスローブを着て待っていた
待たせちゃった
近くまで行って、目の前に立つ
何をしていいか分からないけど、覚悟を決めて顔を見た
体が熱くなり、次第にエッチな感情が湧き出てくる
すると、運命の番は立ち上がり、僕の手を掴んだ
そして、ベッドに押し倒された
「もう、我慢の限界だ。こんなフェロモン垂れ流して」と言われキスをする
ファーストキスが!なんて考えている暇は無い
口を重ね、激しくなる
初めてのキス。わかっていたけど舌が入ってくるといやらしい気分になる
「チュッ…//んふ…//クチュ」
「チュッ、チュッ」
苦しい。けど、やみつきになってしまいそう
気持ちぃ
自分でもいやらしい顔をしているのはわかる
キスで自分の性器が立っている
そして、男性が僕のランジェリーをめくり、乳首を触ってきた
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