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最初の目的地はコンビニ。コンビニではいつも緑茶とササミを買う。
次に向かったのはいつもの公園。
いつものベンチでいつものように文庫本を読みながら、緑茶を飲む。そしたらいつものように彼女がやってくる。そして、私はいつものように彼女にササミをやる。彼女はいつも美味しそうにムシャムシャ食べてくれる。「美味しい?」そうきくと、「ニャー」と彼女は一言だけ鳴いた。私はこれを「美味しい」と思っている。
ササミを食べ終えた彼女はいつものように私の膝に乗ってきて眠る。
ふと公園の時計を見ると10時56分。だがこの時計は数分遅れているから、本当はもう11時。私は彼女を持ち上げる。
大人しく持ち上げられて「ニャー」と鳴く彼女。
「またね」と彼女に告げて、私は次の場所に向かった。今度は花屋。最近、机の上に置ける小さな観葉植物や花が欲しいと思っていたところだったのだ。
ずっと前から気になっていた店、grelo。中に入ってみるといろんな花がある。小さい観葉植物と花で10分も迷ってしまった。買ったのはシルクジャスミンという植物。2700円ほどで、ほんの少しだけ想定より大きな買い物だったがこれでも安い方だ。大満足している。
帰ったら色々調べよう。どこに置こう。など色んなことを考えながら帰路に着く。
帰宅した時には既に12時過ぎ。
買った観葉植物は普段使っている机に置くことにした。
やっぱり、少しでも部屋に緑があるだけで雰囲気が違う気がする。
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