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反省文(あとがき)
というわけで『悪童-WARUGAKI-』のスピンオフ第2作となる『紗禄ほむらのXファイル』を読んでくださりありがとうございました!
ちょっと実験的な小説を書きたいと思って西田仁美の友人である紗禄ほむらに出しゃばってもらいました。今までの作品と異なりレイティングに「過激表現」が付いていないことからも察するように、(犯行以外の)暴力表現や性的表現がない純粋な話にしてみました。
まあご存知の通り京極夏彦の大ファンなので「伝承を殺人事件に昇華してみる」という実験をこっちで行ってみました。というのも別件(というかほとんどK社のメフィスト賞と竹書房・日本文芸社最恐小説コミック原作大賞なんですけど)で資料を集めていたところ『日本怪異妖怪辞典 近畿』という本が目に止まりました。ほむらちゃんが住んでいるのは芦屋という設定なので、芦屋や西宮に残る伝承や怪奇現象をベースに話を書いてみました。意外と芦屋って鵺退治や打出の小槌の伝説を筆頭に伝承多いんですよね。機会があれば一度見に行ってみて下さい。鵺塚はちょっと分かりづらいところにありますが・・・。(阪神の芦屋駅を降りてすぐの公園にあります)
それはともかく、拙作を読んでくれてありがとうございました!くれたスターの分だけ次回作の励みになりますので、よろしくお願いします!
令和4年9月18日
ラストのほむらちゃんのようにDo As Infinityの名盤『DEEP FOREST』を聴きながら。
卯月 絢華
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