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「もう・・・やだっ!!」 仁の胸を両手で力いっぱい押すけど、何の意味もない・・・。 私のHPだけが減っていくので、1つだけ覚えている攻撃をしていく・・・。 顔を背けながら閉じていた目、その目をなんとか開けて・・・ 私の上に君臨しているラスボスを、見る・・・ そんな私にラスボスも気付き、私を見詰めてきた・・・ そして、言う・・・ 言うなので、呪文なのだと思う・・・。 呪文を、唱える・・・。 ラスボスに、呪文を・・・ 「仁・・・大好き・・・」
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