7

10/13
426人が本棚に入れています
本棚に追加
/205ページ
そう呪文を唱えると、ラスボスの動きが止まり・・・ 驚いた後、凄い切ない顔になって・・・私の顔の真上に顔を近付ける。 そして、ゆっくりと深い動きで腰を動かし始めた・・・。 「それ、もっと言って・・・」 「仁・・・大好き・・・」 「うん・・・俺も・・・」 そう言ってから、深いキスをして・・・少し動きが速くなる・・・。 でも、また唇を離し・・・私を見詰めてくるので・・・ 「仁・・・大好き・・・」 「うん・・・あぁ、やべーな・・・」 ラスボスが凄い切ない顔で・・・苦しそうな顔で・・・ 「二葉・・・」 「仁、好き・・・大好き・・・」 「うん・・・」 「仁・・・っ大好き・・・!」 唇がつくらい近くに顔があるのに、キスはしなくて・・・ 腰の動きがどんどん速くなって・・・ 速くなって・・・ 「仁・・・っっ」 「二葉・・・っ、もっと言えよ・・・!」 「仁・・・、大好き・・・っ」 そう言った瞬間・・・ 「・・・あ、ごめ・・・っ」 ラスボスが慌てた声で謝り、苦しそうな顔で私を一緒見て・・・ 力強く私を抱き締めながら、私の中で震えているそれを奥の奥まで押し付けてきて・・・ 「ごめん・・・間に合わなかった・・・中に・・・ごめん・・・。」 そう言われ・・・ 私の身体は・・・震えてきて・・・ 「二葉・・・?ごめん・・・。」 ラスボスが慌てたように、身体を少し離した・・・。 そんなラスボスに、私は叫ぶ・・・ 「ラスボスを、倒した!!!!!!」
/205ページ

最初のコメントを投稿しよう!