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鵜飼六月
鵜飼とは
飼い慣らした鵜を用いて鮎などをとる伝統的な漁法。今では観光でも人気となっている。
鵜を飼う者のことを鵜匠という。
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「うーん、この計画だとまるで鵜飼いだね?まあ僕とアイツらに信頼関係があるかないかで言うと…ないね」
「鵜飼いってアンタねぇ…風紀に何言われるか分かったもんじゃないですよ」
「そこは上手くやるよ。下のヤツに被るよう”お願い”してるし、僕がいないとココなんて成り立たないんだからさ」
「そういう意味じゃないんですよ…というか、俺はその計画について何も知りませんけど?また勝手にやってアンタは……!」
「えへ、ごめんごめん許して?ね?」
「はいいいよってなるか!!あーもう俺がいない間に…はぁ、誰を狙ってるんですか?」
「キミのそういうとこ好きだな…ほら、これ見てこれ」
「!……こいつは…確か、」
「そう、ちょっと久しぶりに顔が見たくなっちゃってさあ?」
「あーーもう!めんどくさい!!」
「あはは、怒らない怒らない」
「誰のせいだ!!!!!!」
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