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「夏生、食べ過ぎ~! そろそろ、先輩にお祝い言いに行こう!」 ヤケクソでパンをお代わりしまくり、貪るようにパンを食べていた私に、桃花が言ってきた。 「私はいいや、まだパン食べたいし・・・」 「な~に言ってるの!」 桃花は私の腕を引っ張る。 「先輩と1番仲の良かった女子でしょ~!」 桃花の言葉に少しだけ心が動き、重い腰を上げた。 泣かない・・・ 笑え・・・ 笑え・・・ 披露宴会場の高砂へ歩く。 そして、私は、大好きな人に向かって笑いかける。 「結婚、おめでとうございます。」
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