にくきゅうぷにぷに

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「あ、ダメ、ソコ、ぁ……っ」 「イキそう? いいよ、イッて」 「ふあ……っ」 カリッ、と少し強めに先端を弄られると、その刺激で俺はアッサリと達してしまった。 「はあ、はあ……」 「ナナちゃん、大丈夫?」 「う、うん……。あ、ごめん、城矢の手汚れちゃったよな……」 城矢の右手に目を向けると、たった今俺が出したものでベトッと汚れてしまっている。 「ごめん、ティッシュ持ってくるからちょっと待ってて」 「いや、大丈夫だよ」 「大丈夫って……」 「ナナちゃん、ローションなんて持ってないよね? だから……」 「……?」 城矢が何を言おうとしているのか、一瞬遅れたが、すぐに理解出来た。 「えっと、それって痛い……かな?」 「どうだろ……。もちろん優しくするけど、痛かったらすぐに言って?」 「うん……」 俺が頷いたのを確認した後、城矢は濡れた指先を俺の〝入り口〟にスッと宛てがう。 今まで、自慰行為でだってそんな場所を使ったことはもちろんない。 そして……ゆっくりと沈むようにしながら城矢の指がその場所に入ってきた。
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