お手!

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終わった……。絶体絶命。もうどうすることも出来ない。 城矢のお母さんの腕の中で、俺は思わずガクッと項垂れる。 すると、お母さんの後ろにいた凛さんがこう言った。 「ねえ、お母さん。もしかしてナッちゃん、子供達の相手に少し疲れちゃったんじゃない? 結構ずっと撫で回されてたし……」 その言葉に対し、お母さんも……。 「確かにそうね。少し休ませてあげたいわね」 「じゃあ、玲の部屋に連れて行こうよ」 え…… 城矢の部屋⁉︎
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