待て!

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買い物を終えてアパートに到着すると、二階へ上がる階段をのぼりながら、俺は上着のポケットの中から家の鍵を探す。 そうして鍵を見つけ出したのと同時に、隣を歩いていた城矢が「あれ?」と口を開いた。 「ナナちゃん、家の前に誰かいるよ」 「え?」
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