内気なポメガは、ハイスペ同期に溺愛される

待て！

城矢の手に扱かれて、先端から液がトロトロと滴る。

全身が欲しているーーもっと深い刺激を。

もっと奥まで、って。

「城、矢……もっとシて……」

足をもじ、とさせながら城矢に強請る。
こんなことを自分から言うのは初めてで、城矢も少し驚いた顔を見せた。

でも、「うん」と答えて、優しく頷いてくれる。

「力、抜いてね」

「あ……っ」

城矢の指がまずは一本、俺のナカへと入っていく。

最初の頃は指を受け入れることに違和感もあったけれど、最近は違和感はほとんどない。
心も身体も、自然と城矢を受け入れてる感じがする……。

「あっ、あ……」

くぷくぷと音を立てながら、指で丁寧に解されていく。

優しい刺激だから、痛くない。
それどころか……さっきまで扱かれていた箇所が、どんどん熱を持って張り詰めて、今にも悲鳴を上げそう……。