くーん

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「良かった! じゃあ沢田さんに、ナナちゃんも参加って伝えてくる!」 城矢は笑顔でそう言って、沢田さんのデスクへと向かっていった。 一見チャラチャラしているように見えて、城矢は気遣いの塊だと思う。 俺がポメガだってことも、本当に誰にも話さないでいてくれているし……。 そんな城矢が常に隣にいてくれるなら、飲み会も苦ではないかもしれない。 寧ろ、今度こそ自分を変えるチャンスでもある。 不安もあるけど……この際、頑張ってみよう。
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