くーん

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「きゅ、急に何すんだよぉ……」 目を瞑ってからしっかりと受け入れた自分のことは棚に上げ、俺は城矢を軽く咎めた。今の俺の顔は、恐らく真っ赤だろう。 「うん。本当にごめんね、ナナちゃん」 「……ごめんと言いつつ顔は笑ってるぞ」 「へへ」 「……バカ」 その後、散らばった下着とワイシャツ、スラックスを着直し、改めて城矢に向き直る。
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