くーん

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「良かった、ありがとう。じゃあ早速だけどーー」 「え?」 城矢の言葉に、ギクッと身体が強張る。 早速、何⁉︎何しようとしてる⁉︎ま、まさか、え⁉︎ ガチガチに構えていると、城矢はにっこりと笑いながら、明るい口調でこう言った。 「改めて飲み直さない?」 「え?」 そう言えば、二人分の酒を買ってきたって言ってくれていたっけ。 俺達はリビングに適当に座り直し、城矢が買ってきてくれた酒とつまみをテーブルに広げた。
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