もふもふ

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俺は自分の手を、城矢の手からゆっくり離した。 そして、与えられる強烈な快感から耐えるように、足元のカーペットをくしゃっと掴んだ。 恥ずかしさから目を瞑ると、皮肉にも全神経が、扱かれている箇所に集中していく気がした。 城矢の手の中で硬さと質量を増しているのが、見なくても分かる。 あっという間に快感は限界に向かって昇り詰め、俺は城矢に、手を離すようにお願いした。このままでは、城矢の手を汚してしまう。ここまでシてもらっておいてこんなことを気にするのは今更だが、白濁でこいつの手を汚すのは、やはり避けたい。
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