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顕現・2日目
<顕現・2日目>
次に目を開けると朝5時だった。
吐き気は収まり、多少の気持ち悪さ、腹部の膨満感が残っていた。
胸の痛みは、だいぶ治まっていた。
そのまま目を閉じた。
朝が来たのだ。
トロトロと眠って、目を開けると昼過ぎだった。
何もできない、ただ横たわるだけだった。
頭の所に、大きな毛玉がくっついている。
マンチ姫が自分の体をそわすように、くっつけて眠っていた。
いつもなら、飯、チュールとうるさいのに、うんともすんとも言わない。
温かな動物の体温は、自分が一人ではない事を再確認させてくれた。
私に何かあっても、マンチ姫を何とかしなくてはならないし・・・・
そう思いながら、眠った。
ズンズンズンズン、ドンドンドンドン
気持ち悪さと、みぞおちの違和感が、重層低音のように続く。
テレビも何も・・・つける気力がない。
室内は静寂だ。
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