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大腸カメラ・実況中継
<大腸カメラの検査とは>
看護師さんが血管に針を刺して、鎮静の薬物を入れることができるようにした。
そのまま検査室に入る。
横向きに寝るよう言われて、血管から鎮静の薬を入れる事を確認された。
その後、ドクターが
「これから肛門の麻酔をします。ちょっと異物感がありますよ」
むむむっ・・・
肛門に何か冷たい物がねじ込まれた。
指ぐらいの太さ・・・なのか?
ギョエッ・・と、これってよくBL漫画で
「お前の処女を奪ってやったぜ」
というセリフがあるシーンではないか?
ちなみに奪ってくれたのは、私の主治医の先生だった。
ありがとうございます。
鎮静効果か、ぼんやりしてしまうが、
何かがどんどん突っ込まれていく感覚がある。
「ここが最終かな」
ドクターの声が聞こえる。
「仰向けになって、膝を立てて片足を組むようにしてください」
「はい・・」
仰向けになって、視界の横に大きなモニターが入った。
おうっ!
モニターには私の大腸の内部が、美しく映っている。
NHKの人体スペシャル番組で、よくあるやつだ。
ずんずんカメラは、奥に入っていく。
すごくはっきり腸内が映って、不思議な気分だ。
この美しい画像のために、腸内洗浄を頑張ったのだ。
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